持っている男 FKDさん パート4 [日記]
持っている男 FKDさん パート4
水の美味しさは水源ではなく
その温度でだいたい決まる、味音痴 Edyです
続き
この悪条件下（あくまでうちら2人だけ船酔いで天気は良好）
死ぬ気でやっていると
ついに、ついにですよっ
高根がヒット
まぁ所詮サバでしたし
彼も当然満足などしてはおらず
さらに回転数をあげていくのです
ダウン寸前なのにどこにそんな力が…
そうこうしているとやっと
自分にも明らかに魚の引く感触が！
そんなに強くはないしサバだろとは
内心思いつつもまずは1匹、と思い
必死にリールを巻いて行く
船酔いもぶり返してきており
若干、険しい顔になっていたせいか
その顔をみたキャプテンが
大物釣っていると勘違いしたのか
網持ってダッシュしてきたんですよー
手応え的にはサバと思うのですが
キャプテンもプロですから
もしかしたら竿のしなりで大物小物がわかるのではと
こっちも変に期待なんかしちゃってね
40m下から巻き上げてくると
結構腕も疲れるんですが
やっと魚影が！
その刹那、
気のせいかもしれないけれど舌打ち音がした後
キャプテンは網をぶん投げ操舵室へ帰還
はい、サバ確定
やっと釣ったのに変に期待なんかさせるから
むしろ虚しさが残る…
だが、とりあえず1匹！
それを皮切りに高根もわしも
なんとか釣れてくるんですよ（サバが）
どうして急に。
もしやわしらのゲロ、まき餌になってる？
高根は何を食って何をゲロったかは知らぬが
わしのは奥さんのにぎった
あきたこまちのおにぎり（千葉県産だが…）
奥さんと、農家の人の愛情がこもったおにぎり
釣れぬ訳がない！
これが家族の力か！
3匹目あたりは家族の力に感謝し
心の中で エイドリアーンと叫んでみる
しかしその後も釣れるのはひたすらサバばかり
正直、おまいらはもういい
坊主回避できただけでお役御免だよ
それでもたまにヒットがきても
やはりサバ
おれらのゲロによってくるのは
庶民派のサバだけなのか！
だけど高根はちゃっかりイナダを釣り上げてたんですよ
イナダは結構でかくて、あれ釣ったら
取り敢えず面目躍如
あんな状態でもしっかりやることはやる
出来る男、高根だ
そのあともわしが釣るのはやはりサバ
このままではサバマスターの称号を授かってしまう
何とかせねば…
続く
コメント 0