持っている男 FKDさん パート3

持っている男 FKDさん パート3

UFOキャッチャーで100円で1回ずつやるか

500円で6回やるか悩んだ挙句、

500円でやった時に限って

1発目で取れてしまう、無駄が多いEdyです。

 

 

続き

船酔い仲間ができたところで

決して自分が収まるわけではなかったのですが

同じようにグロッキー状態なのに

何故高根はあんなにも自分を奮い立たせて

釣り続けていたのか？

疑問に思った私はある仮説を立ててみた

仮説①

あまりにもでかいクーラーボックスを持ち込んだため

 

引くに引けなくなっていた

 

 

仮説②

この日のために漫画（釣りキチ三平）や

 

映画（釣りバカ日誌）を見過ぎたため、

 

取り憑かれている

 

 

 

仮説③

自分が酔っていることに

 

気がついていない

 

 

 

考察

①有言実行と言えばかっこいいが、

 

よく見かけるパターンであり

 

目標を高くしすぎて頓挫するパターン

 

釣りたいがためにエサの消費量が半端ない

 

エサのおかわりは確か彼が一番最初

 

大物釣るというより小物をたくさん釣って

 

クーラーボックスをいっぱいにしそうな勢い

 

 

 

②取り憑かれるとしたらスーさんよりは浜ちゃんの方で

 

そうであればきっと「合体」の方に興味を示していたであろう

 

 

 

 

 

③意思の堅い彼ならば「断じてこれは船酔いではない」と

 

自分に言い聞かせている可能性は否めない

 

おまけにこんな逸話もある

 

学生時代、ゲロるまで酒を飲んでつぶれて

 

そのあとまた復活して飲み続けるという

 

普通ではあり得ないことをやってのける彼だ。

 

 

 

 

 

元研究者らしい仮説及び考察を踏まえながらも

Ans.は後回しにする

 

彼も舟後方の側面から

 

ゲロを撒き散らしながら

それでも釣り続ける

その姿は称賛に値する

でも忘れてはならない

ハイブリッド車にのってエコ気分している彼も

わたし同様、海を、自然を汚したのだ（私は舟もだが…)

ワンピース風に言うと 『ワシらは海の王者を怒らせたんじゃ』

そんなことを考えながら

今一度、釣竿を手にした

変な仮説やら考察で

1ミリたりとも状況は進んでませんが

続く…